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高橋信次先生に学ぶ

高橋信次先生に学ぶ

体験例

- 体験例 -

<逆児を正常分晩した>


Tさんの奥さんが、二人目の子供が出産ニヶ月前になって、胎児が逆児であるから帝王切開しなければいけないと医者に宣告された。
また、Iさんの娘さんが桔婚をされて妊娠され、やはり出産直前になって逆児で帝王切開をしなければならないといわれた。

「帝王切開をせずに出産できる方法はないのでしょうか」という相談であった。(園頭先生に)

Tさんの奥さんの場合は量の上に寝てもらって、Iさんの娘さんの場合は椅子に腰掛けたまま、私(園頭先生)はまず手を当てて、祈願文を喝えて、神に、諸如来、諸菩薩、諸天善神、指導霊、守護霊に対し、天上界からの指導ご協力を析った。

光りを入れながら、つぎのように念じた。

「この母体を縁としてこの地上に肉体を持って、この地上界で霊の修業をなさんとしている霊よ、
あなたが宿らんとしているこの母の体内にあるあなたの肉体は、頭が上にあって正常な位置にないということで、帝王切開をしなければならないということでありますが、あなたがこの地上に生まれて、父、母と呼ばなければならないこの方達は、帝王切開はしたくないといっていられます。

生まれる瞬間から母体を傷つけるということはよくないことであるから、今は逆児の状態であることが気持がよいのであったらそのままでよろしいけれども、出産の直前になったら、頭を下にして正常な状態で生まれてきて下さい。

あなたはすぺての人々の祝福をうけて、この世に誕生されるのである。」

Tさんの奥さんの場合は陣痛が始まって十五分で、Iさんの娘さんの場合は二時間でどちらも正常分娩であった。

生れた赤ちゃんは健康である。

光りを入れるのは、なにも人からだけやっもらう必要はない。
自分の手を悪いという所に当てればよいし、また、健康を永く保ちたい人は、左右の肋骨の下部の所に手を当てて光りを入れながら、そのまま自然に寝るようにすればよい。

光りを入れることはそれなりの効果はあるが、決して医学を杏定するのではないのであるから注意していただきたい。

唯物医学はまだ光りを入れることの効用については無知であるが、これから認識されるようになってくるであろうし、お釈迦さまが当時の医学については詳しい知識を持っていられたことは、原始仏典にのこされているのであるから、われわれもまた医学的に無知であってはならないのである。

医学を杏定し、また加持祈祷だけで病気が治るということは、お釈迦さまは説かれなかったのであるから、光りを入れるだけで病気が治るというようなことは、いってはならないのである。




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